仮想通貨の価格の読み方:価格・変動率・出来高・時価総額
仮想通貨の価格表には、価格、パーセント、出来高、小さなチャートなど、多くの数字が詰め込まれています。各列の意味が分かれば、表全体がぐっと読みやすくなります。本ガイドでは、Cryptoaholicの価格ページにある数字を一つずつ取り上げ、それらを組み合わせて読む方法を解説します。
価格――そして数秒ごとに更新される理由
価格とはコイン1枚の値段で、米ドル・日本円・ブラジルレアルなど、選んだ通貨で表示されます。株式市場と違い、仮想通貨は世界中の多くの取引所で24時間取引されており、価格は取引所ごとにわずかに異なります。価格サイトは、主要取引所における最近の取引から作られた平均値を表示します。市場が止まることはないため、Cryptoaholicの表は数秒ごとに自動更新され、表示される価格はライブ市場に近いものになります。見ているそばから価格が動くのは、まったく普通のことです。
24時間・7日間の変動率
この2つの列は、24時間前および7日前と比べて、価格が何パーセント変化したかを示します。緑色の▲は上昇、赤色の▼は下落を意味します。7日間で+10%と表示されたコインは、1週間前より1割高くなっています。なお、パーセントは値動きを表すもので、利益そのものではありません。取引手数料や、実際に買ったタイミングは考慮されていない点に注意してください。
時価総額
時価総額とは、流通しているすべてのコインの合計価値、つまり価格にコインの枚数を掛けたものです。仮想通貨を規模で並べる標準的な方法であり、Cryptoaholicの表も時価総額の大きい順に並んでいます。詳しい説明は、時価総額とは何か、なぜ重要なのかのガイドをご覧ください。
24時間の出来高
出来高(取引高)は、過去24時間にすべての取引所で取引された、そのコインの総額です。どれだけ活発に売買されているか、つまり流動性を測る指標です。出来高が大きいコインは、画面の表示価格に近い価格で素早く売買できることが多いです。逆に出来高が小さいと、控えめな注文でも価格が動いてしまい、表示価格どおりに取引できないことがあります。出来高の薄い中での大きな値動きは、割り引いて受け取るのが賢明です。
7日間のスパークライン
各行の末尾にある小さなチャートがスパークラインで、過去7日間の価格の推移を1本の線に圧縮したものです。週の終わりが始まりより高ければ緑、低ければ赤で表示されます。右肩上がりか、急落したか、横ばいか――週の形が一目で分かります。ただし、これは要約であって予測ではありません。過去の動きが今後を教えてくれるわけではないのです。
24時間の高値と安値
ライブ価格表のコインをタップ(クリック)すると詳細画面が開き、24時間の高値と安値、つまり過去24時間でつけた最高値と最安値が表示されます。この2つが、その日の値幅を示します。差が大きければ荒れた一日、小さければ穏やかな一日です。詳細画面には7日間または30日間のチャートもあり、現在の価格が最近のレンジのどこにあるかを確認できます。
ボラティリティについて一言
仮想通貨の価格は速く動き、パーセント表示は誤解を招くことがあります。特に小さなコインでは顕著です。出来高がほぼゼロのコインは、少数の小さな注文で200%急騰し、同じ速さで戻ってしまうこともあります。小さなコインの巨大なパーセントは、重要性ではなく市場の薄さのサインであることがほとんどです。数字は組み合わせて読みましょう。価格は水準、変動率は方向、出来高はその動きを支える取引の量、時価総額はコインの規模を示します。1つの列だけで全体像は分かりません。
本コンテンツは情報提供のみを目的としており、投資勧誘ではありません。仮想通貨は価格変動が大きく、リスクの高い資産です。必ずご自身で調査のうえ判断してください。